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2011年05月 アーカイブ

イメージ・テクノロジー

パンフレットにした時に、最も好ましい印象を与えることを目的として、商品の開発は行なわれます。


その際に駆使されるのは、イメージ・テクノロジーとでも呼ぶべき技術です。


その意味で展示場住宅で技術的に最も優れているのは、構法でも新素材でもなくてパンフレットを作る技術であり、その際に用いられるイメージ・テクノロジーです。


・・・以上四つの原則によって、展示場住宅は世の中に広まり、そして西洋の注文住宅文化は日本人にとって身近なものになりました。


ここはそのことの功罪を問うのが目的ではありません。


しかしただ一つはっきりしている功績は、このことによって、ある種類の建築家の存在理由が、完全に否定されたという事実です。


それは西洋住文化の「移入業」を営んでいた建築家達です。


この種の建築家達は、今や一種の「並行輸入業者」になったわけです。


もはや単なる輸入業務をしていたのでは「並行輸入業者」は商売に勝てません。


「芸術」で味づけるか、人柄で売り込むか・・・。


「並行輸入業者」は新たな展開を迫られているわけです。

注文住宅の立地について

人種障害に満ちている都心で黒人を強制的に移住させようとする公的行為に対して、最も深刻で尖鋭な人種問題がでてきています。


劣悪な住宅に住んでいる人々の救済はスラム・クリアランスを行なう前に郊外の空地に低家賃住宅を建設することによって最も良く解決することができます。


・・・しかし、多くの地方の住宅建設当局は市域内でしか事業を行なっていません。


そこでは適当な空地の取得は困難で、高価であり、中産階級の住居地域では公営住宅の侵入には抵抗があります。


取壊された地区を再利用しなおすための指針とはどんなものがあり得るでしょうか。


注文住宅立地地域の開発に際して密度や住宅型を決定するにはその都市の社会的、経済的な要求が前提となる必要があります。


たくさんの都市で従前の住民の2~3倍を収容する高層住宅計画が行なわれています。


・・・しかし、こうした住み方を希望する住民がほとんどいない場合には、こうした方法が真に住宅問題を解決し、長い目で見て中心地区の住民を救うことになるだろうかという深刻な問題がでてくるのです。


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