コミュニティと注文住宅
特に英国の諸都市では、むしろ中心地区の人口を下げ、郊外のアメニティの標準と対抗できるようなより良い都市を造ろうと考えています。
しかし、都心の混雑をあまり急激に減らそうとすれば、過剰人口は都市の限界を超えて動こうとするでしょう。
都市が大きすぎ、間引く必要があるというのは本当なのでしょうか。
そして人々はどこへ行ったらよいのでしょうか。
いずれにしても遅かれ早かれ、再開発はたくさんの問題を提起することになるでしょう。
さて、次の可能性は英国で行なわれてきたものであって、注文住宅のような多様な住宅型と工場等を組み合せ、新しい自足的な都市を形成しようとするものです。
「ニュー・タウン」はもし中心地区の混雑を救う必要があれば一層の分散を行なうことは不可欠です。
しかも旧都市に少しずつ付加していくよりは良いものであるという仮説にもとづいています。
新しいコミュニティは公的な諸施設や雇用の機会を用意できるほど大きくなければなりません。
一方ではその大きさは制限され、農村や公園のようなグリーン・ベルトによって他の都市地域から保護されている必要があります。
しかも、それは人々が容易に他の都市やコミュニティに出かけて行くことのできる場所になければならないのです。
最近まで米国ではこうした問題について当局はあまり関心を持っていませんでした。