住宅市場について

自らの住宅を所有し、仲間に自らの地位をひけらかすといったような表面に出ない価値感のすべてが出しゃばってきて、水を濁らしてしまいます。


社会科学者の第二のアプローチは、裏側から問題に取組むやり方でした。


住んでいる住宅のどこが気に入らず、いらいらの元になっているかという類です。


・・・このやり方は建築家や、建築業者の明々白々とした見過しを摘発する上では見事に成功し、たとえば、うまく計画された収納空間を増やすことによる改善に与って力あったといえるでしょう。


「余りに押入れが少な過ぎますわね」


・・・という愛知 注文住宅に住む奥様方の知恵は、市場の一要件となりつつあります。


これら二つのアプローチを比較してみると、おおよそ二つの異なった種類のデータを提供していることが判ります。


「要求と選好型」アプローチは、その住宅に住む以前の段階で、住宅を探している人たちの注意を惹くような効果的な売込みの文句は一体何であるかを解く鍵を与えるものです。


「気に入らない」型のアプローチは、その住宅に住んでいる間に経験する、明らかな機能障害の有様を顕わしてくれます。


進歩的な建築家にとって、これらのいずれも、不満です。


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